ロープウェー商店街の歴史は古い。有名な加藤嘉明公や松平のお殿様などはこの際おいといて、
この街には長い年月の間、この商店街を見守り続けるている神々がいる。
偶然にもギリシャ神話のオリュンポス12神同様に、ロープウェー商店街にも守護神が12柱存在する。
それぞれに役割を持ち、県内外の来街者をはじめ、子供たちやお年寄り、人々の暮らしや観光、
商店街の安全や交通安全など、実はじっと見守っているのである。ここにその神々を紹介しておきます。
ロープウェー商店街を散策する際は、神々の目印を見つけてみよう。
運が良ければ出会えるかも知れません。
ロープウェー商店街の主神であり最高神。神々のなんちゃって王。全知全能の天空神で、神々と人々両方の守護神・支配神であり、父であると考えられ、元々は雷神様です。なので、松山城の木々にはよく雷が落ちると言われているとかいないとか。商店街全域をを破壊できるほどの雷(いかづち)が武器で、ゴミ出しを守らない人やルールを守らない人、特に犯罪者には強烈な雷を落とします(でも本質は温厚で優しい)。
とある博物館にある像は雷を今にも投げそうなポーズで有名ですが、最近はホウキとチリトリを持っていることが多く、チリトリの音が聞こえたら会える確率が高くなります。
現住人の記憶が無い頃から、この商店街を見守りつづけ、歴史を紐解くにはこの神様に聞くのが早い(しかし、なかなか会えない)。
神々の女王であり女性たちの守護神。ちょっと強気なゼウスの姉的存在であり、商店街の母的存在でもある。腕っぷしも強く敵にまわすと身内でも容赦なく、家庭内戦争では、実の息子であろうとも打ちのめすという噂をよく聞く。ロープウェー商店街の店主としては最高齢だが、現在でも週に2度は必ずスイミングに通っており、なんなら3kmほど先のプールまで、歩いて行く(見かけた人多数)。しかもその後、さんざん泳いでまた歩いて帰るという強者。よく笑い、人好きで、何かをお願いしても「かまんよ、かまんよ」と断ることを知らない(ただし内容にもよる)。
店の入り口には神様でありながら、なぜか大阪の神であるビリケンを飾ってあり、冬などは寒いからと毛糸で作ったマントを着せてあげるなどの優しい一面は、まさに母である。
知恵・芸術・工芸・戦略の女神。ギリシャ神話ではゼウスの頭から武装した状態で生まれたとされるが、この神も同様に武装して生まれたとか違うとか。自由奔放で信奉者は多く、とても友好的な存在。基本的には戦女神だが、人々の平和の為に戦う知将という位置づけで、商店街では人気の女神様。特に婦人部では中心的役割を担い、いつも知恵を出して人々の信頼を得ている。
現在は訳あって和楽器に精通しているが、いざとなれば槍と盾に持ちかえ、ロープウェー商店街の守護女神として様々な敵と戦えるようにしている。有翼のニケ(勝利の女神でフランスの超有名美術館にも似たような石像がある)も彼女の化身で、この商店街の空を見上げると飛んでいるかも知れない。
ロープウェー商店街の主神であり最高神。神々のなんちゃって王。全知全能の天空神で、神々と人々両方の守護神・支配神であり、父であると考えられ、元々は雷神様です。なので、松山城の木々にはよく雷が落ちると言われているとかいないとか。商店街全域をを破壊できるほどの雷(いかづち)が武器で、ゴミ出しを守らない人やルールを守らない人、特に犯罪者には強烈な雷を落とします(でも本質は温厚で優しい)。
とある博物館にある像は雷を今にも投げそうなポーズで有名ですが、最近はホウキとチリトリを持っていることが多く、チリトリの音が聞こえたら会える確率が高くなります。
現住人の記憶が無い頃から、この商店街を見守りつづけ、歴史を紐解くにはこの神様に聞くのが早い(しかし、なかなか会えない)。
愛と美と性の女神。美と優雅を司る最高の美神。自らの魅力を増し、神や人の心を征服することが出来るとか。あまりにも美しすぎてモテモテのため、全神々から求愛されましたが、誰も受け入れることはなく今日に至る。気が強いのがたまに傷。ローマ神話ではヴィーナスとして有名で、数々の有名画家などからモデルとして描かれることが多く、美術館所蔵の作品も多数。
泡から生まれ他とされているが真偽の程は定かではない。最近はハワイに熱中しており、「アロハ」とか「マハロ」という挨拶を好んで使う。また、ハワイでは正装とされるムームーなどを作っていたりもする。 ロープウェー商店街に愛をふりまき、内外を問わず様々な人たちにも愛を振りまく。ただし、間違ったことは大嫌いで、常に公正な眼で商店街を見つめている。
軍神。戦争の災厄を司る。ギリシャ神話では戦闘時の狂乱や破壊を神格化、荒ぶる神として畏怖されているが、この神は元来真面目でおとなしい性格で争いごとは好まない。
実は本を読むのが大好きで、それが古書物を扱うようになった経緯でもある。ロープウェー商店街においてもその歴史は古く、様々な方面に気を配り、彼を訪ねれば望む書物が必ず見つかるとも言われており、市や県の図書館にも無いようなな書物を持っていたりもする。
ものを大事にし、古本でも読みたい人たちがいれば快く提供している。商店街内においてもファンは多く、とても物知りであり、実はこの界隈の事情にも精通している。人々に書物と光と武勇を与え、強い力でもって平和や文学をもたらす神であり、かつて男神の中では1・2を争う美男子であったともされている。
狩猟・森林・純潔・豊穣の女神。体を動かすことは嫌いではなく、率先して商店街の行事などにも協力し、縁の下の力持ち的な存在で人望を集めている。本家の女神は気が強いが、困った時にはお父さんに泣きついたりもするとされている。しかし、この女神はご主人を大事にし、とても仲睦まじい。実際に商店街の人たちや来街者の人たちにもめっぽう優しく、いつも笑顔を絶やさず、婦人部でも重要な役割を果たしている。
実はロープウェー商店街の住人でもなかなか買えないとされる、とても有名な「霧の森大福」は彼女の所有する建物内にあり、休日などは県外のお客様がずらりと開店前から並ぶとか(お認めの際はお早めに)。
農耕・大地の女神。元来温厚な女神ですが、怒ると大地を揺るがすほどで、ゼウスでさえ気をつけていたとかいないとか。
ギリシャ神話での本家の女神様は一度娘が行方不明になって、大地を荒廃させたことがあるほど娘想いなのだとか。娘が冥界(神ハーデース)へお嫁に行ってしまった為、一年のうち娘が冥府で過ごす間は大地の実りを止めてしまう「ストライキ」を起こすようになり、これが四季の起源になったとされている。
本家同様に四季を司どり、カーテンやカーペットなど季節に合わせたしつらえが得意で、たくさんの人々に提供してきた経緯があるが、今では子供や孫が後をつぎ、ロープウェー商店街にも実りをもたらせている。婦人部の重鎮でもあり、お祭りやイベントごとなどでは、中心的な存在とされている。
火山・炎・鍛冶の神で、道具作りの名人。ロープウェー商店街12神の中で最も硬派だとか違うとか。自分の工房で腕を磨き、様々な武器や道具を生み出すことでロープウェー街では不動の地位を築き上げている。今では、この神がいないと商店街の様々なことがスムーズに実施できないほどで、先頭をきって取り組む姿は有名である。
今の時代は平和なので、武器を作ることなどは無くなり、その特技を活かして彫金に勤しんでおり、男女を問わず色々な人にアクセサリーなどを作っているとか。噂ではもっぱら製作や教室をしている様子だが、多方面で防災や町内会のことにも取り組んでいる。ロープウェー商店街で何かが必要になると必ずこの神が作っていることが多い。また、イベントなどでも大活躍で、メディアへの対応も概ね彼が担当している。
神々の伝令使の青年神。旅人・商人たちの守護神。生まれた瞬間から賢かった彼は、ロープウェー商店街12神のトリックスターとされている。来街者の忠実な使いとして動き、機転も利く彼はロープウェー街でも多くの密命を果たし大活躍するまさに忍者的な存在。
ギリシャ神話ではサイコロや天文学、アルファベットを発明したとされ、人々のための文化的貢献も果たしているとされるが、特に来街者に対しての考え方は明瞭で、日本人・外国人を問わず、どのようにすれば喜んでもらえるのかを日夜考えている。お酒を通じて神々や人々とのコミュニケーションをはかるが、実はそんなに酒に強くはない。ただ、とにかく酒に詳しい。特にワインには精通しており、その人に合った銘柄選びも得意である。 世渡り上手な彼は、女性の扱いも上手いようです。としておこう。
ゼウスに次ぐ圧倒的な強さを持つ、海洋の王。海・泉・地震・馬・塩の神。有名美術館の彫刻などで三叉の矛を持つ筋肉質な神は彼である。最近では少しぽっちゃりしてきており、イメージとは少し違ってきている。
ギリシャ神話の本家は、粗野で乱暴でワイルドなイメージだが、他の神同様に優しくて力持ちな一面はそのままで、ロープウェー商店街の体力仕事時などでは、必ず見つけることができる。
海が割れるほどの能力を有しているが、現在では郵便局長として従事しており、一際大きな声で「いらっしゃいませ」と言っているのは彼である。最近ではサービス内容も多様化しており、日夜人々のために、お手紙や荷物を届けることに命をかけている。 海も空も陸も全てにおいてロープウェー街とそれ以外の人々を繋ぐことは、まさに橋渡しであり神の偉業なのである。
炉の女神。家庭生活の守護神。とにかく家族を大事にし、他人の家族まで気にかけている。炉とは、暖炉や囲炉裏など家での生活の中心となる火元のことを指しており、そこから家庭生活の守り神として崇められており、ロープウェー商店街では穏やかでのんびり屋な優しいお姉さん的存在である。
最近は、日本の伝統文化である着物に魅入られ、人々のために提供している様子。とにかく着物に関しては詳しく、アドバイスや仕立てを通じて、神々や人々とコミュニケーションをはかり、どんな体型の人にも必ずその人に合った着物を用意してくれる。
しかし、ロープウェー街の住民の間では、本人の着物姿を見たことのある人は少ないとか。